【インタビュー】アムール 管理栄養士 有馬さん

管理栄養士
有馬さん

介護・看護業界に入ったきっかけを教えてください

入居者様が最期まで「口から安全に食べられること」、そして「美味しい」と感じていただける食事を提供したいという思いから、福祉施設で管理栄養士として働く道を選びました。食を通じて、入居者様の健康と心の豊かさを支えたいと考えたのが、この業界に入ったきっかけです。

現在の仕事の一日の流れについて教えてください

08:30 朝 ミーティング(献立・材料確認)
09:00 朝礼(食事変更・食数確認)
   検収作業(食材納品・検品・保管・在庫管理)
12:00 昼食確認・配膳
14:00 事務作業(献立作成・発注業務・伝票整理)
15:00 おやつの提供
17:30 夕食確認・配膳 翌日準備

朝のミーティングで厨房スタッフろ献立・材料確認から始まり、情報を共有します。入居者様の状態は日々変化するので、柔軟な対応を心がけています。

管理栄養士としてのやりがいは何ですか?

入居者様の多くが毎日の食事を楽しみにしてくださっており、「ありがとう」「美味しかったよ」といった言葉をいただけたときは、本当に励みになります。
時には大変なこともありますが、その分、やりがいや喜びも大きく、日々の仕事に誇りを感じています。栄養面から入居者様の健康を支え、笑顔を引き出せることが、管理栄養士としての一番のやりがいです。

仕事の難しさや大変さはありますか?

入居者様一人ひとりに必要な栄養や食事内容は異なり、身体状況や栄養状態に応じた食事を提供することは簡単ではありません。安全に食べていただくことはもちろん、しっかりと栄養を摂ってもらえるよう、日々工夫を重ねています。
また、食事は入居者様にとって大きな楽しみの一つです。そのため、見た目や味、季節感などにも配慮しながら、一食一食を大切にしています。
こうした食事の提供は、調理スタッフをはじめ、介護・看護職など他職種との連携があってこそ成り立ちます。チームで情報を共有しながら、入居者様一人ひとりに合った食事の形を一緒に考えていける環境が支えになっています。

職場の雰囲気やチームワークについてどう感じていますか?

私の職場は、明るく温かい雰囲気に包まれた介護施設です。毎日、その日の状況や入居者様の様子によって日課業務が変わることも多いですが、困ったときや大変な場面では、職員全員が臨機応変に動き、自然と助け合う姿勢が根づいています。
管理栄養士として働く中でも、介護職や看護職、調理スタッフとの連携は欠かせません。食事の支援を通じて入居者様に笑顔を届けるために、チームで力を合わせながら取り組める、安心して働ける職場だと感じています。

介護・看護の仕事を目指す人に向けてアドバイスはありますか?

介護・看護の仕事は、専門知識や技術だけでなく、「人に寄り添う気持ち」がとても大切な仕事です。入居者様は小さな変化にも敏感で、真摯に向き合う姿勢をしっかりと見てくださっています。
管理栄養士として日々感じるのは、どんな職種であっても、チームとして協力し合うことが入居者様の安心や笑顔につながるということです。はじめは分からないことや戸惑うこともあるかもしれませんが、職員同士の支え合いや、入居者様からの温かい言葉が大きな力になります。
「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあれば、きっとやりがいのある仕事になります。ぜひ一歩を踏み出してみてください。

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