【インタビュー】アムール 介護長 木原さん

介護長
木原さん

介護・看護業界に入ったきっかけを教えてください

私が福祉の仕事に興味を持つようになったのは、昔通っていた小学校の隣に障がい者施設があったことがきっかけです。子どもの頃から福祉が身近にあり、施設の利用者の方々と接する中で、そばで支えているスタッフさんの姿に強く惹かれました。
その時の印象がずっと心に残っていて、就職活動の際に高齢者施設の求人を見つけたとき、「この道に進んでみたい」と思い、介護の世界に飛び込みました。あのとき感じた憧れが、今の自分につながっていると感じています。

現在の仕事の一日の流れについて教えてください

出勤後はまず情報収集を行い、全体の申し送りに参加します。その後は、食事・入浴・排泄など、入居者様の生活全般のサポートに加え、現場の状況を確認しながら日々のケアを行っています。
介護長としては、入居者様やスタッフの「困りごと」に耳を傾け、業務の調整や環境の改善を行うことが大きな役割です。入居者様にとって安心・安全な暮らしが送れるように、またスタッフが働きやすいと感じられるような職場づくりを心がけています。

介護・看護スタッフとしてのやりがいは何ですか?

介護の現場では、思うようにいかないことや対応が難しい場面も少なくありません。それでも、入居者様が安心して過ごされている姿を見たり、「ありがとう」と声をかけていただけたときは、本当にこの仕事をしていてよかったと感じます。
また、スタッフから「働きやすくなった」「助かった」といった声を聞けたときも、環境づくりに携わる者として大きなやりがいを感じます。日々のなかで、入居者様の小さな表情の変化や何気ない一言に気づけるように心を配り、「その人らしく過ごせる時間」を支えられるよう、温かい気持ちで関わることを大切にしています。

仕事の難しさや大変さはありますか?

介護の仕事は、体力的にも精神的にも大きな負担がかかる場面があります。食事・入浴・排泄といった三大介護だけでなく、日常の細かなサポートや、余暇の時間をどう過ごしていただくか、入居者様の気持ちに寄り添うことなど、業務は本当に多岐にわたります。
その分、広い視野と柔軟な考察力が求められますが、職員みんなで声をかけ合い、支え合いながら入居者様の生活を支えていけることに、大きな意味とやりがいを感じています。一人ひとりの人生に深く関わりながら支援していくこの仕事は、自分自身の成長にもつながり、何ものにも代えがたい経験となっています。

職場の雰囲気やチームワークについてどう感じていますか?

私の職場は、スタッフ同士のコミュニケーションがしっかり取れる、風通しの良い環境です。お互いに思いやりを持って関わることで、自然とチームワークが生まれ、人間関係も良好に保たれています。
新人職員の育成においても、焦らず着実に成長できるよう、周囲が温かく見守りながらサポートする体制が整っていると感じています。
また、入居者様もお一人おひとりが自分らしく自由な時間を過ごされており、職員もその暮らしを尊重しながら支援しています。温かさと落ち着きのある、安心できる職場です。

介護・看護の仕事を目指す人に向けてアドバイスはありますか?

「介護」という言葉に、どこか身構えてしまう方もいるかもしれません。でも、「困っている人を見かけたら、そっと手を差し伸べる」という行動なら、多くの方が自然にできることではないでしょうか。実は介護の仕事も、それと何ら変わりはありません。
特別なスキルや経験がなくても大丈夫です。大切なのは、相手を思いやる気持ち。入居者様のそばで、笑顔や安心を届けようという気持ちがあれば、きっとこの仕事はあなたにとってもかけがえのないものになるはずです。
確かに、人手不足という課題はありますが、その分、あなたの存在を心から必要としてくれる人がここにはたくさんいます。入居者様が自分らしい毎日を送れるように、そっと支えるこの仕事には、他では得られない温かさとやりがいがあります。
どうか不安に思わず、一歩踏み出してみてください。私たちがしっかりサポートします。一緒に、温かな現場をつくっていきましょう。

求人情報一覧はこちら

私たちと一緒に、高齢者の笑顔を支える仕事に挑戦してみませんか?ご応募をお待ちしています。